google-site-verification=WCo1D455jTZmsl5vyYiOdllwDlbVEUZvO4V86OSid88

プリティーシリーズ プリティーリズム 心理

プリティーリズムに学ぶ心理法則 #1 硬直マインドセット

更新日:

プリティーリズムに学ぶ心理法則 #1 硬直マインドセット

第一回「森園わかなの硬直マインドセット」


画像出展:YouTube

人の心には五つの分類がある、と言われています。


開放性・協調性・安定性(神経症的傾向)・勤勉性・社交性の五つであり、それぞれ


開放性→新しいことにどれくらい対応できるか
協調性→他人と足並みを揃えるのが得意か
安定性→メンタルが強いか
勤勉性→物事に対して真面目に取り組めるか
社交性→友人付き合いのしかた


を表しています。((これらの要素をまとめてBig5と呼びます))


今回はそんな中でも開放性に焦点を当てていきましょう。


森園わかなのマインドセット


森園わかなはプリズムショーの名門、エーデルローズの中でもトップクラスの実力者。
常に完璧なジャンプを跳び、高い評価を得ていました。


そんな彼女が狂ったのは無名プリズムスタァである福原あんとの対戦です。


格下相手に、ただでさえ負けられない戦いのプレッシャーがある上に、チームメイトから「失敗しないでね」と圧をかけられる。


結果、彼女は本来自分の持ち得る限界に挑むことなく、8割程度のチカラで妥協してしまいました。


福原あんは自分の実力を限界まで出し切り、ジャンプの着地を失敗したために敗北してしまいましたが、森園わかなは勝ったという気分になれませんでした。


森園わかなの背景


森園わかなの父はわかながプリズムショーをやることに対して「そんな暇があるなら勉強しろ」など、あまりいいふうに思っていませんでした。


そのため、わかながプリズムショーを続けることを認めさせるには大会などで結果を残し続けるしかなかった。


そしてエーデルローズ内での自分の立場を確保するためにも勝ち続ける必要があった。


すなわち、失敗が許されない日常だったわけです。


失敗しないために


あなたは確実に成功する方法がわかりますか?


もしわかるのならば、素晴らしいことです。
しかし、私を含めた殆どの人にはわからないでしょう。


では、逆に確実に失敗しない方法をご存知ですか?


これは簡単です。
挑戦自体をしなければいい。


挑むことがないので必然的に敗北することもありません。
しかし、そのかわりに勝利することすらもなくなるのです。大きな大きな代償です。


この場合の勝利とは達成感。
自分が挑み、失敗し、負けたことを自覚した福原あんに対して森園わかなは勝利の手応えも敗北の悔しさも感じることができなかったのです。

それぞれのマインドセット


マインドセットには二つの種類があります。


一つはあらゆることに柔軟な考え方ができる
しなやかなマインドセット


一つは固定観念に縛られ自由さを失ってしまった
こちこちマインドセット
(硬直マインドセット)


この場合のしなやかマインドセットは福原あん
硬直マインドセットは森園わかなとなります。


・たとえ負けたとしても全力を持って挑みたい。失敗する可能性はもちろんあるけれど、それでもいい。


・負けるわけにはいかない。
失敗をして足を引っ張られてしまうくらいなら、実力を下回るジャンプだとしても確実に跳びたい。


硬直マインドセットに陥ったわかなの「リスク回避を望む」考え方自体は悪くないのですが、問題は先ほどの失敗を極度に恐れる思考です。


福原あんと森園わかなにはどうしてこれほどの差が生まれたのでしょうか。


それを探るヒントは
彼女たちの教育者にあります。


“先生”のマインドセット


わかなの場合


生まれたての子どもは皆、しなやかマインドセットを持っています。


それが変わっていくのは、周りの環境が大きく影響してきますが、一番大きいのは教育する人のマインドセットです。


例えば、「女性は数学が苦手だ」という偏見を持つ先生が受け持ったクラスでは
本当に女子生徒の数学のスコアが下がることが確認されています。


マインドセットは感染するのです。
特に多感な思春期の子供ではその影響を多いに受けてしまうでしょう。


森園わかなの教育者は
結果を求める高圧的な父親
そして
勝者至上主義のエーデルローズ


さらに補助要因として
友人であり、エーデルローズトップの実力者 蓮城寺べる。


三者が共通していたのは
「失敗を許さない」「完璧主義」
という点です。


結果を追い求め、争い、その過程には価値を見出そうとしない。

わかなのマインドセットがカチカチになってしまうのは仕方がなかったことでしょう。


こればかりは彼女のせいではありません。
悪いのは彼女の教育者。今までの自分は変えられないので、これからを変えていくしかないでしょう。


それに気付かされた出来事に大きく関わるのが次の項にも出てくる仁科カヅキの存在です。


あんの場合


あんの教育者として機能していたのはもっぱら
仁科カヅキその人でした。


のちにストリートのカリスマと呼ばれる彼は典型的なしなやかマインドセットの持ち主でした。


彼は失敗を否定しません。
それどころか「失敗しても良いんだ」と説きます。
失敗に意味を見出しているからです。


さらに誰かを褒める際も
「よく頑張ったな」
など結果ではなく、頑張ったこと自体を褒めるようにしています。


教育においてこの方法は非常に有効で、
「良い点数を取ってえらいね」と褒められた子どもは
高い点数を取るためにカンニングをする率が高まります。


褒められること=価値のあること=点数を取ること、と学習してしまうのです。

そのため、手段を選ばず一番短絡的な行動に走ります。


しかし、
「良い点数を取るためにたくさん勉強したんだね。頑張ってえらいね」と褒められた子どもは


結果のために頑張ることが良いことなんだ
と学習するため、その次も頑張る率が高まります。


許してあげるニャ!


マインドセットはあらゆる分野において現れます。


例えば、新しいゲームが出たら「地雷かも……」とためらう人がいる中で全く恐れず発売日に買ってやりこむような人
でも、人間関係では
初めて会う人にうまく喋りかけられない
などのように
何かに対してしなやかマインドセットを持っていても、別のどこかで硬直マインドセットを持っているという現象は全人類誰にでもあります。


覚えておいて欲しいのは
・マインドセットは各分野で別々に存在する
・マインドセットは全てが一致するわけではない


という二点です。


それを頭に入れた上で、わかなのストーリーの結末を語りましょう。


あんには勝利したわかなでしたが、チームメイトの蓮城寺べるはわかなが本気を出さなかったことを見抜いていました。
べるから侮蔑の言葉をかけられ、エーデルローズを追われ、居場所を失ってしまったわかな。


そんな時、偶然にも仁科カヅキと出会います。
彼の「失敗しても良いんだ」という言葉にほだされ、わかなは遂に自分の殻を破り、限界に挑む決意をしたのです。


直後のショーで自分にとって最高のジャンプを跳び、見事にしなやかなマインドセットを手にしたわかなは、あんとの確執をある程度解消し、父親とも和解することができました。


彼女は今も笑顔でショーを続けていることでしょう。


まとめ

f:id:Hariteyama1919:20190507124314j:image


・マインドセットにはしなやかと硬直の二つがある
・ほぼ全ての場面でしなやかマインドセットが有利
・マインドセットは教育や友人関係で塗り替わる


もしあなたのマインドセットがこちこちに凝り固まっているのなら、それをほぐす作業が必要です。


かくいう私も、人間関係に関しては
アレクサンダーくんの腹筋くらい硬いマインドセットを持っています。


友達をむやみに増やす気はないですが、ある程度受け入れていく姿勢を持つことも大切かなと思います。


マインドセットを変える場合は何か一つを集中的に変えていき、変え終わったら次の一つを
という風に一つ一つをステップバイステップで踏んでいくのがオススメです。


お互いより良い生き方をするために精進しましょう。

なりたい自分に

プリズムジャンプ☆

参考文献:マインドセット「やればできる!」の研究  キャロル・S・ドゥエック

-プリティーシリーズ, プリティーリズム, 心理
-, , ,

Copyright© プリティー心理ズム , 2020 All Rights Reserved Powered by STINGER.