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心理

「そんなことして恥ずかしくないの!?」は無意味どころか逆効果というお話

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目次

  • 恥に訴えかける叱り方
  • 恥らいという感情は行動の抑止力足りうるか
  • なる場合【行動の前】
  • ならない場合【行動中〜】
  • 行動を起こしている人に辞めさせる【3点】
  • ①罪悪感を刺激する
  • ②やめることで感謝される事を伝える
  • ③やめることは簡単であると伝える
  • まとめ

恥に訴えかける叱り方

こんにちは、なめです。
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よく、誰かを叱るときに
「そんなことして恥ずかしくないの?」
みたいな叱り方をする人がいますよね。

「路上駐輪やめよう!」みたいなポスターにも、平気で
「路上駐輪、恥ずかしくないですか?」とか書いてあります。

こういうの見てると逆に
「路上駐輪やめさせる気、ホントにあるのかな」とか
「そんな文章書いちゃう方が恥ずかしくないですか?」とか思ってしまうワケなんですが

※こんなことを言ってますが、路上駐輪をかばう気はこれっぽっちもありません。
せめて最低限のルールは守ってほしいと思ってます。

しかし、いくらこんなポスターを貼り出したからといって、自転車が減るわけじゃありません。

この例から学べるのは
「恥」に訴えかけるのは本当に効果があるのか?
ということです。

恥らいという感情は行動の抑止力足りうるか

恥じらいという感情のおかげで、人間は服を着るようになりました。

野糞もしませんし(少なくとも日本では)、プライバシーというものに敏感です。

恥じらいは人間に服を着たり、家を建てたりといった行動を促しています。

では、逆に行動を抑制する機能はあるのでしょうか?

なる場合【行動の前】

抑制できるときはできる、できないときはできない
が結論です。

では抑制できる、抑止力になるのはどういう時でしょうか。

それは、


行動を起こす前です。

「こんなことを“して”恥ずかしくないの?」
ではなく
「こんなことを“したら”恥ずかしいんじゃないの?」
という風に、

まだ起こしていないアクションに対してなら、恥じらいは行動のブレーキの役割を担います。

「ここでパンツ一丁になったら、あるいはパンツを脱いだら恥ずかしい!」と感じることで、
脱ぐという行為が抑制されるのです。

ならない場合【行動中〜】

逆に、恥じらいが抑制する効果を発揮しないこともあります。


それは
すでに行動を起こしてしまっている場合です。

パンツを脱ぐのが恥ずかしい、というのを脱いでから知ってしまった人は
「う、うるせえよ!!悪りぃかよ!!!」
と、自己正当化に走ります。

あるいは、
「あぁ〜こんな恥ずかしいことをしてしまった……もう台無しだ……どうにでもなれ!!」
と。

こういうのを心理学の世界では
「もうどうにでもなれ効果(What’s the hell effect )」と呼びます。

どうにでもなれ効果は、行動の抑制をしないどころか、
むしろその行動をブーストします。

どうせもう台無しにしてしまったんだから、トコトンまでやっちゃえ!!
という自暴自棄な感情を掻き立てるのが、恐ろしいところですね。

行動を起こしている人に辞めさせる【3点】

では、行動を起こしている人に行動をやめさせるにはどうしたらいいのでしょうか?

恥じらいを利用しないとすると、以下の3つが考えられます。

①罪悪感を刺激する

罪悪感を煽ることで、相手の善意に訴えかけます。

これが有効な理由は、
人間は元来、群れをなす生き物だから
です。

大昔から人間は、
人を裏切ったり、痛い目に遭わせたりすれば、
その人は法律で裁かれたり罰を与えられたりして不利になりました。

なので、
ほとんどの人間には、少なからず善意が備わっています。

完全に善意がない人というのも存在はしますが、これは相手を見て、善意がなさそうだと判断したらアテにしないようにしましょう。

②やめることで感謝される事を伝える

例えば、

  • 路上駐輪→スペースが空いて歩行者が気持ちよく歩ける
  • 歩きタバコ→副流煙で周りの人が嫌な思いをしなくて済む

など、それを止めることで
「助かると感じる人がいて、その人たちはあなたに感謝するよ」
ということを教えてあげるのです。

人間は誰でも自尊心というものがあります。
なので、
本気で相手の行動を変えたいのなら、
叱るのではなくむしろ褒めたり感謝する必要があります。

豚もおだてりゃ木に登る、とはよく言いますが、よく言われるのには理由があるということです。

③やめることは簡単であると伝える

この手段は②とセットにすると効果が跳ね上がります。

「あなたの行動を変えることは簡単ですよ」
というのを気づかせてあげるのです。

人は誰だって他人に感謝されたいもの。


では、もしその感謝がちょっとした簡単なことで得られるとしたら……?

そもそもの話、ルール無視をする人というのは、目先の報酬に飛び付きやすいのです。


目的地に着いたら、いくらでもスマホをいじれるのに、「スマホを触るという報酬」をガマンできずに結局歩きながらスマホを見てしまいます。

なので、手っ取り早く快感を与えられるこの方法は意外と刺さる気がします。

ただ、注意点が一つあるのでそれだけ注意してください。

何かと言うと、
「これやってくれたらみんな感謝するよ!」と直接教えたらダメということです。

人は自分で手に入れた情報に対しては絶大な信頼を持つので、あくまでも相手が自分で気づくように仕向ける必要があります。

例えば
「あなたがこれをやってくれたら、みんなはどう思うだろうね?」
みたいに、相手に考えさせるのが重要です。

まとめ

恥じらいで行動をコントロールできるのは行動を起こす前だけ。
→行動をすでに起こしてしまっているなら、
①罪悪感を刺激する
②やめれば感謝されることを伝える
③やめるのは簡単だと教える

最後に

今回一番伝えたかったのは
「相手を思い通りに動かしたいなら、まず褒めろ」
ということです。

相手に暴言を吐いたり、けなしたりしても実は良いことは何にもないよ、というお話でした。

あなたにいい顔を向けて、褒め文句を並べるあの人は、もしかしたらあなたに何かをさせようとしているのかもしれません。

もちろん、僕もそうかも……。

疑い始めればきりがありません。

すべてを疑え!とは言いませんが、疑うこともできる程度の判断力は常に持っておくべきなのかも知れませんね。

【参考文献】


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